冬休み学習の戦略 その②
冬休みの目標その②は復習ベースで勉強すること。
まずは復習について考える。
暗記や記憶と関連して有名なエビングハウスの忘却曲線というものがありますよね。
私これ、、、
人間はどれだけものを忘れやすいかを表していて
「人は、時間の経過とともに記憶が薄れていくから
反復して学習すると、長期記憶として定着する」
その証拠となるグラフ
…だと思っていました。
しかし、ネットで色々ググってみると、
そういうものじゃないみたいです。
ガーーーン。そうなの?
ずっと勘違いしてたよ?(;´༎ຶД༎ຶ`)
実はこれ、
一度記憶したものを再度覚える負担が
どれくらい節約できるのか(節約率)というグラフ、だそうなんですね。
詳しくはこちらのブログ様へ↓
「1日後に復習すれば、1回目に記憶したときの約66%の手間(時間や回数)で再び覚えなおすことができる」ということです。シンプルに言うと1回目より2回目のほうが覚えるのにかかる手間が少ないということです。
それを踏まえて、
効率のよい復習のためには
・学んだその日に必ず復習する
・1日後、3日後、と30日以内に反復して復習する
のがいいそうなんです。
どうすれば海馬を上手に使って、長期記憶にたくさん情報を詰め込むことが可能になるでしょうか?
それは同じ情報を何度もインプットし続けることです。海馬は何回も同じ情報が入ってくると「こんなに頻繁に入ってくる情報なんだから重要に違いない」と思って長期記憶のほうへ移してくれるようになります。インプットに加えて、実際にそれを使って問題を解いたり、人に説明したりすることで記憶はより強く鮮明になっていきます。その良い例が自宅の住所や電話番号です。これらの文字そのものに特に意味はありませんが、何かの書類に記入したり、人に伝えたりしているうちに自然と暗記していますよね。
記憶を司る海馬に、この情報は覚えたほうがいい情報だ!と
思ってもらえるよう
何度も何度も繰り返し頭に入れること。
さらにそれが、インプットだけでなくアウトプット
(問題集やテスト、人に教えるなどの方法で)だと好ましいということでしょうか。
そんなわけで、冬休みは教科書ワークで復習。
教科書ワークをやった息子曰く、
(´-ω-`)「このワーク、わかりやすい。
あと、授業で習ってないところも少し出てくる。
このワークがない人ってどうやって(教科書の内容をカバーして)るの?」
だそうです。
そりゃそうですよね。
授業の50分間やプリントだけじゃ、
最低限の大事な部分しか触れられないですもんね。
「学校で出されたものだけが勉強じゃない」
ということも体感したようです。