中学生ママの悩み
私のもっぱらの悩みといえば、
「中一の息子の勉強について」
最近はこのことばかり考えています。
シングルマザーとして忙しく生きてきたし
「自分でやらせる」という名目のもと、
子どもの勉強を見てあげることも少なく、どちらかといえば放置気味。
全く教育ママではありませんでした。
中学になり、テストの結果が数値や順位で表されるように。
これだけでもう、突然、苛烈な競争社会に放り込まれた気分。
ママ友からは、「親の行事参加が内申に響く」とか
「成績次第では志望校を受けさせてもらえないこともある」など
三年後の受験への実しやかな噂が続々耳に入ってきます。
中学校では、毎日楽しく学校に行くことより
子どもたちはすでに「評価される組織」にいることを
（私が）実感することになってしまったんです。
正直焦りますよ。
このままじゃダメなんだな。と
そんな時に子ども4人を東大に入れた佐藤ママの講演会に行くことになりました。
お話はめちゃくちゃ面白かったですね。
あとでまた佐藤ママについては書いてみたいと思います。
もちろん、家庭環境、収入、専業主婦であること、幼少期からの取り組み、
遺伝子レベルから違いがありますので、
うちの子も東大に！と考えているわけではありません。
でも、子どもの能力を伸ばしたい、
子どもの未来を広げたい、
少しでも、努力が将来につながれば。。。
どんな親でも思いますよね。
なぜ、勉強させたいのか。
子ども達には夢や希望を持って欲しい。
やりがいのある仕事。人のためになる仕事。自分を活かせる仕事。
子ども達の将来の夢は、どれもキラキラしています。
しかし、現実はどうでしょうか？
私は看護師です。
人のためになるやりがいのある仕事を選びましたが、
娘にはこの職業を勧めたいとは思いません。
人間関係は複雑で、雑用から患者家族の対応まで全てをこなし
責任も重く、自己犠牲も多く、離職率が高い。
海外と比べて社会的地位も低く、賃金も安くて
手取り２０万前後では、生きていくのにとても苦労することを
身を以て知っているから。
他の職業でも共通して言える部分は多いと思います。
私たちは、もう社会の一員として働いていて、
教養や、学歴や、職業選択の重要性や、職を得ることの困難さなど
一通り経験してきています。
・やりたい仕事をしたい
・もっと収入が欲しい
・もっと労働時間が短いといい
・ブラック企業は嫌だ
・福利厚生がいい会社がいい
・人間関係のいい職場で働きたい
大人達の大多数は、こういう望みを持ちながら頑張って働いています。
正直、ツイッターやネットを見れば、
働くことの辛さ、不公平さ、報われなさは
簡単に見つけることができますよね。
仕事が辛くて自殺する人も後を絶ちません。
そして、
おそらく、
子ども達が大きくなるまでに、この日本の社会は変わりません。
ならば、自分たちが考える
ベストな道に進めるよう導きたいと考えるのが
親心なんじゃないかなぁと思います。
少なくとも、自分のこどもたちには、そんな思いをさせたくない！
幸せの定義は、きっと個人によって違いが出ます。
私は、
少しでもいい環境で、いい収入を得て
プライベートと労働時間のバランスのとれた仕事ができるようになって欲しい
と考えています。
会社に所属しようとも
自分で起業してもいい
ノマドや不労収入だっていいんです
（私は投資家になりたい）
選択肢はたくさんある。
でも、全てに共通しているのは、
「学ぶ姿勢」や「勉強」が必要だということ。
アスリートだろうが、会社の社長だろうが、飲食店だろうが
投資家だろうが高収入ブロガーだろうが、
成功者はすべて、学び行動できる人なんだと思います。
子どもは勉強ばかりでウンザリだ！
と思うでしょうが
あと１０年くらい頑張って
だいたい２２歳で就職する頃まで努力して基盤を作り
ある程度安心して老後まで暮らす
VS
今のうちは好きなことだけして嫌いな勉強をしない
高校、大学、就職で苦労して、あと８０年くらい、
死ぬまで低賃金で体力の限界まで働いて死ぬ
どっちがいいの？と子どもに聞いたことがあります。笑
そんなに人生シンプルじゃありませんけど、例え話としてね。
だから頑張って息子よ！！
